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Channel: じょいフルデイズ
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毎年イクラ

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そういえば、試験の勉強をしている間に、
リンスケの誕生日があったんでした。
倉敷に移ってからというもの、リンスケとアサと、
2人の子どもの誕生日が来る度に
じょいフルの実家で誕生日会をして、
ブリちゃんの両親に来てもらって誕生日会をして、
それぞれの実家と誕生日会をしていたのだけど、
トワも生まれて、これから年に3人分、誕生日会を6回というのは
さすがに不合理なんじゃないかと気が付いて、
今回から、両方の両親を一緒に招いてお祝いの食事をすることにしました。
じょいフルの実家とブリちゃんの実家は、
旅行のお土産のやり取りくらいならよくしているけど、
近所にいながら直接会うことはなかなかないので、
年に何回か、会って一緒に食事をする機会ができて、
それが子ども達の誕生日というのもいいんじゃないかということで。

さて母親たるもの、子どもの誕生日となると
好きなものを思いっきり食べさせてやりたいと思うもので、
毎年リンスケの誕生日が近くなると、
何にしようかなーと思いながらスーパーを歩いている時に
ちょうど出始めの生筋子を見付けて、
これでイクラの醤油漬けを作ったら
大好きなイクラを思う存分食べさせてやれるぞと
毎年同じことを思い付くという、
毎年同じ経緯でイクラの醤油漬けを作っています。
いい加減、イクラ好きの息子がいて
その子が生筋子が出る時期に誕生日なんだったら、
母親は毎年イクラの醤油漬けを作るものなんだと気が付けばいいのに、
毎年毎年スーパーで筋子を見ては
その場で思い付くということを繰り返しています。
毎年、あの筋子をほぐす作業がやっぱり手間で、
次に作る時までにほぐす専用の網を買っておこうと
去年も思っていたことを思い出しながら、
今年もチマチマと手作業で筋子をほぐしました。

そうして今年も、たっぷり食べ放題のイクラが完成しました。
両方の両親を招いての誕生日会に、他に用意したのは
レバーのパテ、イチジクの田楽、牡蠣のオイル漬け、唐揚げと、タラのパン粉焼きと、
どうってことない簡単なものばかりだけど、
イクラがあるだけで何となくキラキラ、おめでたい雰囲気が漂って、
ちゃんとこのために用意したんですよ感をアピールできました。
せっかくだから憧れのこぼれイクラ風に盛ろうかと思ったけど、
じゃぁそのこぼれたイクラはどうするんだとか、
いちいちリンスケが指で拾って舐めるのかなと思うと
そういうのが面倒くさくて、まぁ現実的な範囲の盛りです。
リンスケがイクラばっかり食べるので、
自家製のイクラですよ、まぁお母さんもどうぞどうぞと強引に薦めてたのに、
後で考えると、じょいママもブリちゃんのお母さんも別に遠慮してたわけではなくて、
2人ともコレステロールで引っかかっていて
イクラなんて本当はもっての外だったというオチもあったりするわけだけど、
何だかんだ言って、これからも毎年
イクラの醤油漬けを作るのだと思います。
もう子供じゃないんだからイクラはいいよと
声変わりしたリンスケに言われるくらいまでは、これからも毎年。







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