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暗がりの中、抜き足差し足で寝ている2人の足元にプレゼントを置いて、
そばに置いてあったサンタさんが食べる予定のクッキーをソロっと下げて、
今年も無事にクリスマスが終わりました。
今年のサンタが2人に選んだプレゼントはと言うと、
もうすぐ末っ子の地位を脅かされることになるアサには、
ミルクをやったりお着替えをしたり出来る、お世話人形。
けっこう強情で、そのくせ調子に乗りやすいアサには、
突然家に赤ちゃんがやってくるという危機を、
年長者であるという自尊心で乗り切ってもらおうと思っています。
お世話人形で少しでもお姉ちゃんの気持ちを育んでくれたらという
親の下心いっぱいのプレゼントです。
リンスケは随分前から、「みずろけっと」と書いた手紙を
サンタさんに見えるように窓に貼っていたので、
ペットボトルで作る水ロケットのキット。
水ロケットなんて聞いたこともなくて、ブリちゃんに動画を見せてもらったら、
ペットボトルが水を噴き出しながら発射台から飛び出していくもので、
これのどこがそんなに楽しいのかいまいちピンとこないのだけど、
ブリちゃんも何となく楽しみにしている様子で、
女子には分からないロマンがあるものみたいです。
こんなものがサンタさんから届いたら、当分の間ブリちゃんは
寒い公園に付き合うことになるけどいいのかなぁ。
今年は我が家も、ツリーを買いました。
今までなんとなく面倒くさいなーと思っていたのだけど、
今のリンスケくらいが、多分何の疑念もなくサンタさんの存在を信じていて
人生で一番クリスマスを楽しめる時かなと思うと、
今こそ盛り上げてやるべきなんじゃないかと思って。
本当は、ゴールドで統一するとか、北欧調オーナメントとか、
おしゃれなツリーを目指したいところだけど、
2人とも大興奮でセッティングを始めてしまったので、
飾り付けは2人に任せることにしました。
案の定、リンスケが折り紙を切り張りして作ったサンタさんとか、
金色の厚紙を切り抜いただけのお星様とかがくっついた
とりとめないツリーに仕上がったけど、
これはこれで、今の2人にしかできない飾り付けだと思えば、
こんなツリーを飾れるのも貴重な時間だと思うことにして
このおしゃれでも何でもないツリーが、
今年の我が家のクリスマスツリーになりました。
写真は、その昔小学生の頃に手芸クラブだったじょいフルと、
最近「おさいほう」にハマっているリンスケが作ったオーナメント。
今はまだ、モールと、こんなお手製の飾りくらいしかついてないけど、
こういうのはその年ごとに、少しずつ増えていけばいいと思います。
いつか、すっかりおしゃれなツリーになってしまったら、
それはそれでちょっと寂しいのかなとも思います。