12月になりました。
さぁ、怒涛の宴会のシーズンですよ。
手始めに、先週末はキレイ女子の集まるクリスマスパーティーでした。
着付け教室をしている友人から、エステサロングループのパーティーに
着物で行ってみない？と誘われて。
もちろん、もちろん。
着物で出掛けるチャンスがあるならどこでも行きますよ。
エステなんてかすりもしない生活をしているじょいフルには
場違いかも知れなくても、気にしなーい。
ちょうどまだ着ていない、椿の小紋があったのでした。
普段に着るにはちょっと派手で、
何かここぞという時にと置いていたものです。
クリスマスですから、赤に合わせる帯は金でしょう。
ピンクのお花の柄で、今まで茶色とかの地味ーなおばあちゃん着物を
可愛らしくするのに重宝していた帯ですが、
今回は華やかなパーティーで、役割を果たしてもらいます。
クリスマスパーティーということで、一度試してみたかった
黒い半衿をつけることにしました。
赤地の着物に黒の衿元って、まぁパーティーっぽいじゃありませんか。
そうなると帯揚げもちょっと変わったものを試してみようと思い立ち、
金のラメっぽい糸が織り込まれた白黒のツイードを帯揚げの代わりにしました。
じょいフルの着物好きは、お茶をしている人がお茶会で着るとか、
歌舞伎の観劇に着物で行くとか、そういうたしなみとしての着物ではないので、
帯と小物の取り決めとかセオリーとは無関係の
自分が好きな組み合わせかどうかが全てです。
着物雑誌を眺めるのも好きだけど、プロのスタイリストが合わせた着物でも
いや私ならこの柄にこの帯は違うわぁ、と平気で突っ込んだりするような、
何も知らないから楽しめるとでも言いますか。
そんなこんなで、自分が好きかどうかだけで決めたコーディネートで
乗り込んだパーティー会場ですが、さすがエステサロン関係者のお姉さん方は
完璧な仕上がりのお肌とメイクに、華やかなドレスや盛り盛りのヘアスタイルで
圧巻の豪華さでした。
やっぱり美を仕事にして生きる女性はこうなのかと感動しつつ、
日頃の自分の意識の低さを猛省。
ああ、凡人じょいフルをこの場にいさせてくれる着物よありがとう。
今回の派手目な組み合わせは、じょいフルとしてはパーティードレスの感覚で、
次の職場の忘年会には、小紋でももう少し格の高い雰囲気の、
銀地に巻物と梅の柄で、セレモニースーツとして着て行くつもりです。
着物さえあれば、大した洋服を持っていなくても
それなりに、きちんととか華やかにとかにしてくれるのでありがたい。
冬の宴会シーズンが、じょいフルの年一番の着物シーズンです。