ブリちゃんが休日出勤でいなかった日、
じょいフルは、くみさんとイタリアンシェフとの持ち寄り会。
くみさんのキッチンで、直々にプロが作るパエリアを見せてもらいました。
「作り方も流儀も色々」ということで、
オーブンで火を通すやり方から、蓋をして炊くやり方から、
色々なバージョンがあるうちの、今回作ってくれたのは、
スープを足しながらパエリヤパンで煮る、リゾットのような作り方でした。
米が煮えるまでの15分間、パンを小まめに回したり、
端っこをちょっと食べて火の入りを確認したりしながら
とにかく付きっきりで仕上げるのだけど、
コンロの前に立つシェフの楽しそうなことといったら。
「お店ではこんな人手を取る作り方はできんけど、
作り手の思い通りの硬さ、水分量にしようと思ったらこれ!」と嬉しそうです。
「コツはただ一つ、サフランをケチらないこと!」…。
料理教室もしているシェフは、
「サフラン一摘みって言ったら、本当に一摘みしっかり入れんと
この匂いと色にはならんのんよ」
「高いしもったいないわーとか言ってチロッとしか入れん人がおるけど、
それじゃぁこの味にはならんよ」
なるほどーー、勉強になります。
スーパーで売ってる小瓶に入ったようなのでは
確かに高過ぎてチロッとしか使えないけど、
岡山のプロフーズなら袋入りのサフランが割安で買えるらしい。
まぁじょいフルが作るパエリヤなんて、
フライパンにアルミホイルの蓋で作るなんちゃってだけど、
ここはひとつ袋入りを入手して挑戦してみようと思いました。
くみさんは、タレが最高に美味しい生春巻きと、
あとでリンスケが「今まで食べたポテトサラダでこれが一番好き」
と言い放った、特製ポテトサラダと。
じょいフルは今回はメイン担当ということで、
豚ロースとかぼちゃをココナツミルクで煮たカレーと、
パンの代わりのシフォンサレ。
毎回、ひたすら食べてひたすら喋って、
主に食べ物の話と料理の話と、時々子どもの話と。
色々勉強して情報交換をして刺激ももらって、
じょいフルにとっての、主婦の休日出勤です。