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Channel: じょいフルデイズ
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フォカッチャ講座

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最後に読み込んだ写真-3


イタリアンの料理教室のa tavolaさんで
いつも試食の時間に出てくるフォカッチャが絶品で、
こんなのが自分で焼けたらいいだろうなーと思っていたら、
万歳!フォカッチャ講座が開催されました。
一つの生地で、フォカッチャとパニーニと揚げピザの
3種類のパンに展開するというお得な企画。
もちろんa tavolaさんのことですから、パンだけということはなくて、
パニーニに合わせる手作りソーセージと、
野菜の甘みたっぷりのミネストローネ、
揚げピザにのせるシンプルなトマトソースも一緒に。

あの絶品フォカッチャには一体どんな秘密が隠されているんだろうと思ったら、
材料はとってもシンプルだし、ふんわりロールパンとかを作るのと違って
そんなに性根を入れて捏ねなくてもいいのだそう。
「イタリアの家庭で作るものだから、そんな厳密なことはないんです」と先生はニッコリ。
すぐに焼いてもいいし、昼間に用意をして晩ごはん前に焼いてもいいし、
生地を一晩置いておいて翌朝でも焼けるのだそう。
美味しい上に、そんな便利なレシピなら、そりゃもう覚えて帰って
朝からあの絶品フォカッチャの焼き立てを堪能するぞと張り切っていたら、
つまりは捏ねた後の発酵時間の長さに合わせて、イーストの量を
すぐに焼くなら多め、時間が空くなら少なめ、と調節するのだそう。
さらには、生地を置いておく場所も、すぐ焼く時は暖かめの室内、
翌朝焼くなら冷蔵庫の中、その中間ならその中間くらいの場所、と
その辺りのことは「イタリアの家庭で作るものだから」
「厳密なことはないんです」!
なんとー。
シロウトのじょいフルとしては、厳密でないと、ある意味困る。
見ていると、実際先生は、生地に混ぜる塩は普通のティースプーンでパラパラ〜、
オリーブオイルも瓶から直接サラサラ〜。
もちろん、レッスンとしてきちんとした分量は示されているのだけど、
家でも仕事でも何十回となく焼かれたのであろう先生は、
目分量でもきっちり絶品フォカッチャにしてしまうところが
なんともイタリアっぽくてカッコいい。
そうして目の前で焼かれたフォカッチャはこの日も
小麦粉の香りの芳ばしい、絶品のしっとりフォカッチャでした。

教室と同じ材料で作った生地を持って帰って
期待を胸に翌朝焼いてみたら、
たしかに生地の風味は同じ感じなのだけど、
小さなデロンギのオーブンでは皮が厚くなってしまって、
もう少し焼く温度を下げないといけないみたい。
それに、そんなにいい加減なモノでもないけど
最高級という程でもない我が家のオリーブオイルでは
(先生は超こだわりのオリーブオイルを使っている)、
やっぱりあれほどの味にはならなくて、フォカッチャのためにも
もうちょっとオリーブオイルにこだわってみようかという気になりました。
まぁ何より、先生みたいに、パラパラ〜のサラサラ〜の
焼く時間に合わせてイーストの量はこのくらい〜で、
あの絶品フォカッチャが焼けるようになるには、
イタリア人になるか、それが無理なら、先生みたいに
イタリア人並みにフォカッチャを焼かないといけないのかも。
とりあえず美味しいオリーブオイルを探して、
オーブンの温度をもうちょっと下げて
絶品を目指してみます。








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